バブル内3戦目となる対キングス戦ですが、クリッパーズは106-102で敗戦し3連勝とはなりませんでした。ビバリー、シャメット、ルー、ハレルがいないので、セカンドユニットがどうしても層が薄く、ズルズルとリードを消化していってしまいました。
・完全体ポールジョージの真骨頂
そんな中、ポールジョージは絶好調のように見えます。
ジョージは今シーズン開始前に肩の手術を行い、欠場が明けた後もしばらくリハビリを行っていましたが、シーズン再開前にすべてのリハビリが終了したことを報告していました。
この試合、ジョージは3ポイントを4本決め、19得点3アシスト4リバウンドでした。ここ3試合通算で見ると、72分の出場で48得点を記録し、3P%は10/19の52.6%です。更にどの試合でも最低3アシストを記録しています。パッと見た感じでもノアとの相性はよいように見えます。
今シーズンは、当たり外れが大きくどちらかと言えば、レナードの陰に隠れがちであったジョージでしたが、プレイオフ開幕前に調子が上がっているのはまたとない朗報です。
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・レナードの絶不調(?)
その代わりシュートタッチが悪いのが、クワイレナード。
前のウィザーズ戦では3p0/8で、この試合も前半までFG1/12、3P0/7とひどい出来。
ただ、個人的にはあまり気にしていません。というのも、明らかにゲーム中にやる気を感じないからです。練習試合でしょと言わんばかりに、力を抜いています。第3Qの途中から、明らかにスイッチを入れたのがわかると、後半はFG5/10と15得点とっていました。「きちんと調整してこい」とドックを怒らせたのか、一人第4Q出さされていました。そのため、チームで唯一の30分以上のプレイタイムとなりました。
・ビバリー、シャメットの帰還
コロナウィルスに罹患していたシャメットですが、出場こそしなかったものの今日はすでにベンチに座っていました。
ビバリーも姿は見えませんでしたが、すでにバブルに戻っておりドック曰く開幕戦出場は「maybe」だそう。
結局のところ、開幕に間に合わなそうなのはルーとハレルになりそうです。セカンドユニットの肝だけに戦力的に痛いのは仕方ないですが、レイカーズもブラッドリー、ロンドがいないわけでお互い様です。是非、再開幕戦には勝利してほしいです。
・おまけ
When you beat the Clippers but realize that it doesn't really count: pic.twitter.com/YvGijxmeGn
— Sacramento Kings (@SacramentoKings) July 27, 2020
Kings公式Twitter
“クリッパーズに勝ったのに、それはカウントされないことに気づいた…。”