クリッパーズ傘下のAgua Caliente Clippers に所属するアンソニーベネットは同じくGリーグのオースティンスパーズとの試合に出場し、8本のスリーをを含む13本中12本のシュートを決め36得点と大活躍した。
▼アンソニーベネットのハイライト
Anthony Bennett (36 points) Highlights vs Austin Spurs 11-30-18
アンソニーベネットといえば、2013年にドラフト1位でキャバリアーズに指名されるものの、期待されたほどの活躍ができず、ルーキーシーズン52試合に出場するも平均得点僅か4.2得点であった。またおよそ2/3の1位指名選手が1試合目で二桁得点するものの、彼が最初の二桁得点をとったのは33試合後で、これは過去の1位指名の最長記録より3倍長かった。このため、期待外れのドラフト1位選手の話題の中には必ず入ってくる選手である。ちなみにドラフト同期生にはヤニスアデトクンポやビクターオラディポ、CJマッカラムがいる。
ベネットはケビンラブ絡みのトレードで生え抜きのキャバリアーズからアンドリューウィギンスと共にティンバーウルブズに移籍するも、2015年にはウルブズをウェイブされ、その後ラプターズ、ネッツ、トルコのフィネルバフチェと転々とし、2017年からGリーグに移り今年からはAgua Caliente Clippersに在籍しているようだ。
彼はまだ25歳であり、更にピックアンドポップが得意でスリーも決まる6-8フィートのビッグマンであるため、現代的で非常に重宝されそうなスキルセットを持っている。クリッパーズの傘下のチームとは言っても、クリッパーズの試合には出場できない。また、クリッパーズは今季好調でロースターの入れ替えは考えていないだろう。しかし、他チームであればツーウェイ契約なんかで声がかかってもおかしくはない。
何度目かの正直はあるのだろうか。
元ドラ1位のアンソニーベネット、Gリーグで躍進
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