クリッパーズのホーム、ステイプルズセンターで行われたクリーブランドキャバリアーズとの一戦は116-102でクリッパーズが勝利した。ナゲッツとジャズが勝利し、負ければ10位に転落の可能性もあったが無事8位をキープした。
・スターターの変更
今日のスターターは、オースティンリバース、ルーウィリアムズ、シンダリウスソーンウェル、トバイアスハリス、デアンドレジョーダンで、前ペリカンズ戦で攻守バランスの良かった第4QのスターターのハレルをDJに代えたラインナップであった。今まではルーのところがテオドシッチ、ソーンウェルのところがウェズリージョンソンであったが、やはりディフェンス面を考えたのかラインナップを代えてきた。これが見事にはまり、最近は第1Qに大きくリードされてしまう展開が多かったが、今日は35-17と18点アウトスコアすることに成功する。
・ルーキー、シンダリウスソーンウェルのグッドディフェンス
キャブスはトレードデッドラインで大きくラインナップを変更し、よりレブロンジェームズ中心のチームになっており、レブロンを自由にさせないことが何より重要となっていた。今回、レブロンのマークについたのはルーキーのシンダリウスソーンウェル。直近、ディフェンス面でチームに大きく貢献していたが、この試合においても十分にその力を発揮した。レブロンを前半8p3aに抑え、後半は17p3aとした。これは第3Qから第4Qの間、ソーンウェルが交代した間にレブロンが急激に躍動し得点した6得点が含まれているので、実質19得点以下に抑えており、完封とはいえないまでも余りある仕事をしたと言える。+/-はチームトップの+21であった。
更に言えばレブロンを守れていたのはハリスとソーンウェルぐらいであったように思う。キャブスは逆に、スイッチしてレブロンのマークをルーにし、オフェンスを容易にしようとしている場面が見られた。
▼レブロンジェームズのハイライト
LeBron James 25 pts 10 rebs 6 asts vs Clippers 17/18 season
ソーンウェルはディフェンスだけでなく今日はオフェンスも素晴らしく、キャリアハイの14得点を記録している。
▼ソーンウェルのハイライトダンク
The Sindarius J.A.M. (I'm so sorry) pic.twitter.com/R9ZVlNZQxd
— The Crossover (@TheCrossover) March 10, 2018
・ビッグマン達の活躍
キャブスのスモールラインナップに対して、クリッパーズのビッグマン達が躍動する。デアンドレジョーダンは特に前半は13得点16リバウンドとまさにインサイドを蹂躙し、後半にはフリースローライン近くからジャンプしてダンクを決める驚異のエア”デアンドレ”ジョーダンを炸裂させる。
Air 'DeAndre' Jordan! 🔨👀#ItTakesEverything pic.twitter.com/TfRJ6W4JB9
— NBA (@NBA) March 10, 2018
デアンドレジョーダンがリム周り以外から走ってダンクを決めるというのは前シーズンまでではあまり見た記憶がない。グリフィンがいなくなってインサイドのスペースが空いていることが影響しているのかもしれない。フックショットは一向に入らないが。。
ハレルは相変わらずの大活躍で、キャブスに追い付かれそうになった際もハレルの活躍でリードを保ち続けることができた。ベンチからの出場で20得点5リバウンドを記録している。
ボバンマリヤノビッチも9分程度であるが出場し、その存在感をアピールした。
The Putback 🙌
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— LA Clippers (@LAClippers) March 10, 2018
▼クリッパーズのスタッツとハイライトは以下の通り
Final📊
Tobias: 23p/7r/4a
DJ: 20p/23r/1s/1b
Trezz: 20p/5r/1b
Austin: 15p/3r/6a/3s
Lou: 15p/4r/7a
Sin: 14p/4r/1s/1b
Boban: 6p/3r/1s
Miloš: 3p/2r/6a
Jawun: 1r/2ahttps://t.co/5ffoTfpuFC
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次は明日ホームでマジックとの対戦。連戦にはなるが負けると10位に転落するので負ける訳にはいかない。