ラプターズのホーム、エアカナダセンターで行われたロサンゼルスクリッパーズとトロントラプターズの一戦はクリッパーズが117-106で勝利した。
クリッパーズは開始6分で9-27の18点差のリードを許す。攻守共にひどい内容で見るのをやめようかと思うほどであったが、その後トバイアスハリスとモントレズハレルの得点などで第1Qを28-35まで持ち直す。第2Qはこの点差を詰め切ることができず、結局50-60の10点差で前半を折り返す。第3Q突如ラプターズのシュートが落ち始め、またターンオーバーもあり第3Q開始5分で逆転に成功する。カイルローリーもイラついていたのか、テクニカルをもらう。
・エース、ルーウィリアムズ
第3Q80-80のタイで迎えた第4Q、チームを勝利に導いたのはルーウィリアムズであった。
第4Q早々、ハレルとマリヤノビッチ、ルーがオフェンスの軸になり一気に開始3分で96-82の14点差をつけることに成功する。ラプターズがタイムアウトを取り、スターターを戻してくるとデローザンの得点などで残り2:58で5点差まで戻される嫌な流れ。この嫌な流れを断ち切ったのは、ミスター第4Q、ルーウィリアムズであった。ルーはこの後3ポゼッション連続で得点を決め、残り1:30で112-103の9点差にし、離れかけた勝利を手繰り寄せた。ルーは第4Qだけで18得点を叩き出している。
ルーウィリアムズに今期何回助けられただろう。まさにエースと呼ぶにふさわしい。
▼ルーウィリアムズのハイライト
Lou WIlliams Full Highlights Clippers vs Raptors (2018.03.25) – 26 Points off the Bench!
・ラプターズのセカンドユニットを上回る
今期のシックスマンオブザイヤーはルーウィリアムズで疑いのないところだが、真のシックスマンオブザイヤーはラプターズのベンチメンバー全員だと言われるほど、今期のラプターズのベンチはいい。しかし、この試合クリッパーズはベンチポイント53-49で4点上回ることに成功している。これには前述のルーに加えて、出場僅か19分で19得点6リバウンド(うちオフェンスリバウンド5!)のモントレズハレルが大いに貢献している。
▼モントレズハレルのハイライト
Montrezl Harrell (19 points) Highlights vs Toronto Raptors 3-25-18
クリッパーズのハイライトとスタッツは以下の通り。
Final📊
Lou: 26p/2r/7a/1s/1b
Tobias: 20p/5r/2a/1b
Trezz: 19p/6r
Miloš: 15p/4r/1a
Austin: 11p/1a/4a/4s
DJ: 9p/14r/1a/1b
Wes: 9p/3r/1s/1b
Sin: 4p/6r/1a/1s
Boban: 4p/3r/1a/1b🎥 https://t.co/tROJKZAuHH#ItTakesEverything pic.twitter.com/UAatbkR9j7
— LA Clippers (@LAClippers) 2018年3月26日
次回は水曜日にホームでバックス戦。いよいよガリナリが帰ってくるとの噂。