クリッパーズのモントレズハレルが今年のシックスマンオブザイヤーを獲得しました。ルーウィリアムズとサンダーのデニスシュローダーが候補として挙がっていましたが、シュローダーとの僅差を制し最終的にはハレルが選出されています。
Montrezl Harrell received 58 first place votes for Sixth Man of the Year. Dennis schroder received 35 and Lou Williams received 7. #Clippers pic.twitter.com/9mThs6Kwxx
— Tomer Azarly (@TomerAzarly) September 4, 2020
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▼ハレルにはサプライズ発表
ハレルが受賞したことの発表はチームのミーティング途中にサプライズとして発表されたようです。
From one sixth man to another.@TeamLou23 surprises @MONSTATREZZ with the 2019-20 Sixth Man of the Year trophy. pic.twitter.com/waxEE0FtIe
— LA Clippers (@LAClippers) September 4, 2020
ベンチユニットでいつもコンビを組んでいるルーウィリアムズは、シックスマンオブザイヤーを共同受賞したいと言っていましたが、そのルーからトロフィーが渡されて抱き合うシーンは感動的です。
ハレルはスピーチで
“今年は祖母を亡くし、まだタフな日々を過ごしている。これはとんでもない名誉だ。みんなありがとう。特にコーチ。ここに来てから、僕にチャンスを与えてくれた。みんなと一緒に育っていった。特にパット(ビバリー)とルー。このリーグに来て以来みんなに囲まれてきた。これは本当にみんなのおかげだ。ありがとうと言いたい。とても名誉なことです。”
と語っています。
ハレルはロケッツに32位で指名された後、クリスポールとの大型トレードの一部としてルーやビバリーと一緒にクリッパーズにやってきました。当時はディフェンス面で泥臭い仕事をこなす選手という程度の評価で、一緒に来たサムデッカーの方が評価が高かったですが、クリッパーズに来て以来、オフェンス面で開花し、毎年順調に成長していきました。
シーズン | 平均得点 | 平均リバウンド |
2015-16 | 3.6 | 1.7 |
2016-17 | 9.1 | 3.8 |
2017-18 | 11.0 | 4.0 |
2018-19 | 16.6 | 6.5 |
2019-20 | 18.6 | 7.1 |
・過去7年間のシックマンオブザイヤーは全てクリッパーズ関係者
過去7年間のシックマスマンオブザイヤーの受賞者はジャマールクロフォードが2回、ルーウィリアムズがトロント時代の1回を含む3回、エリックゴードンがヒューストンで1回、そして今回のモントレズハレルになります。
エリックゴードンは元クリッパーズですから、過去7年で純粋にクッリパーズの選手として受賞したのが5回、クリッパーズにゆかりのある選手が2回と総なめの状況となっています。来年以降もこれは続くでしょうか?