これは現実だろうか。もちろんシーズンはまだまだ序盤で、しかも混戦状態というのは理解している。しかし、クリッパーズはこの日、ポートランドトレイルブレイザーズをアウェイで下し、タイブレークルールなど使わずとも勝率でウェスタンカンファレンス単独首位となった。
・今季のクリッパーズは本当にしぶとい。
この日クリッパーズは前半、FG34.1%に抑えられ、逆にブレイザーズにはFG55.3%を許し45-58の13点ビハインドで折り返す。
しかし、第3Q に入るといきなり11-0のランを決め、このクオーターを38-16と完全にアウトパフォームし、83-74と大カムバックで試合をひっくり返す。
Pedal to the metal.
An 11-0 run has us right back in it. pic.twitter.com/flSEmt3yUV
— LA Clippers (@LAClippers) November 26, 2018
第4Qになると、リラード、マッカラム、エバンターナーなどの活躍で同点まで追い付かれるが、最後はガリナリが決勝のタフショットを決め、きっちり勝ちきった。試合を通じてクリッパーズが許したターンオーバーはなんと4つのみであった。
▼ガリナリのクラッチショット
O N I O N S@gallinari8888 for the lead. pic.twitter.com/pz9KAmYFar
— LA Clippers (@LAClippers) November 26, 2018
▼ガリナリはディフェンス面でも輝いていた。
体格差がかなり有りスピードミスマッチもあるはずだが、しっかりリラード、マッカラムをガードするガリナリ。
Danilo Gallinari had some great defensive plays in crunch time. First, with Portland having come within 1 just 1:20 prior, he stopped a CJ McCollum drive and forced a tough jumper. Then, with the final minute looming, he prevented Damian Lillard from getting a good 3-point look. pic.twitter.com/e7XODGCUJd
— Positive Residual (@presidual) November 26, 2018
・トバイアスハリスがキャリアハイ34得点!
第3Qの劇的カムバックの最大の功労者はトバイアスハリス。今日は前半からシュートタッチがよく、FG14/22の34得点11リバウンドのキャリアハイを記録した。第3Qだけでおよそ半分の15点を決めた。
ハリスは今季平均21.5得点、8.7リバウンドと前季の18.6得点、5.5リバウンドから順調に成長している。今季は是非ともオールスターにえらばれてほしい。
▼トバイアスハリスのハイライト
Tobias Harris Full Highlights Clippers vs Trail Blazers 2018.11.25 – 34 Pts, 11 Reb
次戦は木曜日にウェスト最下位のフェニックスサンズとホームで対戦する。きっちり勝ちを拾いたいところだが、サンズはデビンブッカーもいるし、先日は強豪バックスに勝つなど油断は禁物だ。更にバックトゥバックでロードでキングス戦も控えているので、プレイタイムの管理も必要となるだろう。