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2018-2019シーズン

デアンドレジョーダンは最初の永久欠番

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クリッパーズは金曜日、ホーム、ステイプルズセンターでダラスマーベリックスと対戦した。
ダラスマーベリックスは、言わずと知れた、長年ビッグ3としてクリッパーズのロブシティ時代を支えたデアンドレジョーダンが、今夏移籍したチーム。
クリッパーズのヘッドコーチであるドックリバースは試合前、記者に対して、デアンドレジョーダンがクリッパーズの最初の永久欠番の選手となることを願うと語ったという。
デアンドレジョーダンは試合後、ドックのこの発言に対して
“本当に恐縮だ。”“ドックが俺のお気に入りだっていうのは周知の通りだ。俺はドックを愛している。彼のおかげで俺はこのリーグで沢山の成功をおさめることができた。彼には沢山感謝している。彼に何か言うとしたら、それはsuper coolだろうね。”
クリスポールを始め、ロブシティ当時のロッカールームの雰囲気は険悪だったというのは、これまでも散々報道されているところだが、ボストン時代のケビンガーネット同様、デアンドレジョーダンとドックの関係は良好のようだ。
カンファレンスファイナルにも進んでいない時代のメンバーで永久欠番というのはやや物足りないかもしれない。しかし、ここはレイカーズではない。ロブシティがクリッパーズの大きな節目であったことは確かで、DJ含めグリフィン、クリスポールを永久欠番にすることに何の異論もない。
▼試合後にボバンと抱擁するDJ





さて、肝心のダラスとのゲームであるが、121-125でクリッパーズが勝利し、なんとか5連敗は避けることが出来た。
クリッパーズは過去の9試合で2勝7敗と11月の好調から大ブレーキがかかっている。そのやり玉にあがっているのは、ブラッドリーとビバリーのバックコートとゴーダットで、特に大きく言われているのはブラッドリーのリーグ最低のオフェンス力だ。
Athleticの記者によれば、ブラッドリーは月曜日時点でオフェンシブ+/-がリーグ最低になったようだ。


この日もブラッドリーは、28分出場して2得点と全く存在感を発揮できていない。
確かに彼のオンボールディフェンスは素晴らしいものがあるが、オフボールも含めてチーム全体で見るとディフェンス面でも必ずしも効果的とは言えないかもしれない。長期的に考えれば、最近調子の良いタイロンウォレスやルーキーのジェロームロビンソンのプレイタイムをもっと増やすべきだろう。ただ、現実的にまだ2人とも物足りないのは事実で、群雄割拠のウェストでプレーオフを目指すクリッパーズとしては難しい判断と言えるだろう。
打って変わって、この日大活躍したのはダニーロ・ガリナリ。FG11/16の32得点6リバウンド4アシスト2ブロックと攻守両面で勝利に貢献した。
ガロはこの日、主にルカドンチッチとマッチアップするが、その身長のアドバンテージを生かして得点する場面も目立ち、また最近はストレッチ5として出場することも多く、この日も相手のシュートブロックやポストアップからの得点など従来のアウトサイドシューターからその活躍の場を広げている。
▼ダニーロ・ガリナリのハイライト
Danilo Gallinari Full Highlights 2018.12.20 Mavs vs Clippers – 32 Pts,4 Asts, 2 Blks! FreeDawkins
▼ルカドンチッチのハイライト
今年のルーキーオブザイヤー最右翼のドンチッチ。既に完全にマブスのエースでバーンズは完全にただのスポットアップシューターになっていた。かつてのエースのノビツキーもハレルに圧倒されあっという間に下がってしまった。
Luka Doncic Full Highlights 2018.12.20 Mavs vs Clippers – 32 Pts, 5 Asts! FreeDawkins
そしてやっぱり忘れてはならないのは、この日怪我から復帰したルーウィリアムズだ。くだらないターンオーバーでガッカリさせる事も多いルーだけど、やっぱりクリッパーズのセカンドユニットには彼が必要だと改めて感じさせられる。
▼ルーは26得点8アシストの大活躍
Lou Williams Scores 26 Points In His Return vs. Mavericks
クリッパーズは次は現在ウェスタン首位のデンバーナゲッツと対戦する。そろそろバーアムーテに帰って来て欲しい。







-2018-2019シーズン

         

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