デアンドレジョーダンは今夏プレイヤーオプションを行使すれば、フリーエージェントとなることができる。
ジョーダンは今季、クリスポールを失ったにも関わらず、12.0得点15.2リバウンド(リーグ2位)1.5アシスト(キャリアハイ)を記録している。またピックアンドロールで1ポゼッション当たり1.25得点を獲得しており、これはリーグ4位の高さで未だにピックアンドロールのフィニッシャーとして高い地位を占めている。
では、プレイヤーオプションを行使しなかった場合にクリッパーズが来年支払う24.1mを超える契約をFAで獲得できるかと言われれば、答えはノーだとHOOPS HYPE の記事は伝えている。しかし、比較的有利な長期契約を結べる可能性はあるので、その可能性の高いチームとして4チーム紹介している。
①サクラメントキングス
再建中のチームの中で29歳のプレイヤーに金を払うのはキングスしかいない。
去年のオフシーズン、キングスはジョージヒルやザックランドルフ、ビンスカーターと契約している。デアンドレジョーダンはディアーロンフォックスの良いピックアンドロールパートナーになるだろうし、バディヒールドやボグダンボグダノビッチといったシューターにもマッチするので、前述のベテラン勢よりはいい補強となるだろう。
今の若手センターのウィリーコーリースタインの成長も今ひとつ。
②ニューヨークニックス
ポルジンギスは伝統的なセンターの隣りでパワーフォワードとしてプレイすることを何回も経験している。
もしジョーダンが入れば、ジョーダンのリムプロテクトとリバウンド力、ポルジンギスのフロアスペーシングとストレッチ4は強力にフィットするだろう。更に有能なガードがいればジョーダンがリムにダイブし、オープンになったポルジンギスはスリーを打つように仕向けることができる。
今夏エネスカンターがプレイヤーオプションを行使してフリーエージェントになれば、キャップスペースが空くのでジョーダンとの契約も実現できる。
再建中としては29歳のセンターはマッチしないかもしれないが、ニックスは辛抱強くないので、充分契約することも考えられる。
③ロサンゼルスレイカーズ
2018−2019年のシーズンでキャップスペースがレイカーズより多いところはない。
レイカーズは今夏フリーエージェントでキャブスのレブロンジェームズの獲得に乗り出すとされている。キャブスはトレードデッドラインでジョーダンの獲得を画策していたと報じられているので、レブロンの勧誘に効果的と考えるのであれば獲得するかもしれない。
④ロサンゼルスクリッパーズ
最も可能性の高いのはクリッパーズだろう。
クリッパーズがジョーダンに対してキャップを超えられるバードライトを持っているという点だけでなく、過去10シーズンクリッパーズにいたという点も特筆すべき点である。
ブレイクグリフィンをフランチャイズで最も偉大なプレイヤーであるとして長期契約を交わして、すぐにトレードで放出した汚名を晴らすにはジョージに対する信頼を示すのがいいかもしれない。
クリッパーズはよりフレンドリーな価格で契約し直すこともできる。両者にとって利があるのは来年の24.1mの契約の代わりに3年45m-50mの契約を結ぶことだろう。
デアンドレジョーダンの移籍先候補
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