バックスのホーム、ブラッドレイセンターで行われたロサンゼルスクリッパーズとミルウォーキーバックスの一戦はクリッパーズが127-120で勝利した。
クリッパーズは第1Q終盤から試合のペースを握り、終始10点前後のリードを保っていたが、第4Q残り1:21で4点差まで詰め寄られたが、なんとか逃げ切った。バックスのスーパースター、ヤニス アデトクンポは第2Qに右足を痛め、後半からは出場しなかった。アデトクンポは前半17分のみの出場ながら12得点2リバウンド2アシスト1スティール3ブロックと攻守両面で活躍した。もし後半も出場していたら試合の結果は逆だったかもしれない。
・アウトサイドシュートの好調
今回の試合の勝因の大きな要素として3Pシュートの好調さが挙げられるだろう。前のウルブズ戦では3P8/24の33%であったにもかかわらず、今回は成功数ではほぼ倍の15本、15/30の3P%50%と高確率でシュートを沈めた。
中でもオースティンリバースはエース級の働きを見せ、チームの1/3の5本のスリーポイントシュートを決めた。4点差まで追い詰められたクリッパーズに勝利を手繰り寄せたのは、残り1分で7点差に広げるオースティンのクラッチスリーであった。
▼オースティンのクラッチスリー
DAGGER!!
📺 #PrimeTicket pic.twitter.com/Vay9z3ATNq
— LA Clippers (@LAClippers) 2018年3月22日
・デアンドレジョーダンがシャキールオニール以来の快挙
デアンドレジョーダンは25得点22リバウンド4アシストを記録した。特に第1Qはインサイドを支配し、第1Qだけで14得点10リバウンド(オフェンスリバウンド5)を記録している。前半だけで17得点16リバウンドを達成したのは、1998年のシャック以来だそうだ。
ただ手放しに褒められないのは、ターンオーバーを7つも犯している点だ。これがなければ、もう少し後味の良い試合展開になったような気がする。第4Q残り1:21で4点差に追いつかれたのも、DJがインバウンドパスでウェズリージョンソンが近くにいるにもかかわらず、無駄にロングパスを狙ってスティールされたのが原因である。今シーズンのDJはよせばいいのに、やたら長いパスやバックドアを狙うシーンが増えている。
▼デアンドレジョーダンのハイライト
DeAndre Jordan Full Highlights 2018.3.21 LA Clippers at Bucks – 25-22! FreeDawkins
・スターターの変更
今日のスターティングラインナップはSFをソーンウェルからウェズリージョンソンに変更された。ウェズリージョンソンはコーナースリーやブロックを決め、概ね起用は当たりのように思えた。なお、ショーンキルパトリックの出番は今日はなく、代わりにサムデッカーが起用されていた。
クリッパーズのスタッツとハイライトは以下の通り
Final📊
DJ: 25p/22r/4a
Austin: 22p/3r/4a/2s/1b
Lou: 19p/1r/8a/2s/1b
Tobias: 18p/7r/4a/2s
Miloš: 15p/2r/4a/1s
Trezz: 13p/3r/1a/2s
Wes: 7p/6r/1s/1b
Sam: 6p/2r/1a
Sin: 2p/1r/2shttps://t.co/6ZBPU7faLf
🎥 https://t.co/eju0kpMzTn#ItTakesEverything pic.twitter.com/7dmnh522aO— LA Clippers (@LAClippers) 2018年3月22日
・現在の順位と今後の日程
クリッパーズの順位は変わらず10位。8位のジャズとは2ゲーム差となっている。今後は土曜日にペイサーズとの今シーズン初対戦が控えている。