ついにレギュラーシーズンが開幕しました!
レイカーズとの開幕戦でしたが、まさにプレイオフ並みに両チーム熱の入った展開で、バルマーオーナーの肘も破れる大盛り上がりの展開となりました。
Steve Ballmer is so into the game he ripped a hole in the elbow of his shirt pic.twitter.com/uBCAMQfnUP
— Thunder Heads (@OKCThunderHeads) October 23, 2019
・プレシーズンの悪夢再び
クリッパーズのこの日のスターターは、ビバリー、シャメット、レナード、パターソン、ズバッツ。PFでは3番目の序列だったパターソンが格上げされました。
しかし、このパターソンとズバッツが合いません。ディフェンスではレブロンジェームズのポストアップに上手くカバーできません。
また、オフェンスはハンドオフでフリーを作ろうとしますが、基本的にはレナードに頼りっきりでわかりやすく停滞し、11−2までリードされます。プレシーズンのダラス戦の第1Qの悪夢が蘇ります。
・ルーとハレルがオフェンスの土台
たまらず、第1Q残り8:30のところでハレルとルーが入ってきます。するといつものルーとハレルのピックアンドロールで簡単に得点すると、このルーとハレルのピックアンドロールの流れを中心に、ディフェンスを引きつければ、レナードやグリーンにキックアウトで次第にオフェンスが噛み合っていきます。
これを見ると、クリッパーズのオフェンスの土台はルーとハレルなんだと感じさせられます。レナードにはそれを土台に、チームプレーなど考えず、個のプレーで打開してディフェンダーを引き付けてくれた方が良さそう。
Lou Williams threads the ball through McGee’s legs for a Harrell slam pic.twitter.com/g5C9rdOUNF
— The Render (@TheRenderNBA) October 23, 2019
・レナードは流石の活躍
第2Qに入るとレナードのエンジンがかかってきます。
かなりタフな状態からでも得意の右サイドからミドルレンジをどんどん沈め、第2QだけでFG7/8の16得点を決めます。こうして出だしが嘘のように逆転に成功し、54−62の8点リードで前半を折り返します。
▼レナードのゲームハイライト
レナードは結局この試合、30得点、6リバウンド、5アシスト、2スティール、1ブロックと流石の活躍。
Kawhi Leonard Official Clippers DEBUT 2019.10.22 vs Lakers – 30 Pts, 6 Rebs, 5 Asts! FreeDawkins
・伏兵ダニーグリーン
このまま、クリッパーズリードで進むかと思われた第3Q。火を吹いたのはダニーグリーンでした。第3QだけでFG6/6(3p5/5)の18得点でレイカーズは逆転に成功します。
ゲーム全体としてジャレッドダッドリーも要所要所で3pシュートを決めていたので、レブロン+ADにシューターが噛み合うと驚異的になると感じさせられます。
▼ダニーグリーンの逆転3p
DANIEL GREEN HAS LEFT EARTH ✌️pic.twitter.com/oplDlBHTYB
— Yahoo Sports NBA (@YahooSportsNBA) October 23, 2019
しかし、第4Qになると層の厚さで勝るクリッパーズがじりじりとリードを広げ最終的には102−112で開幕戦を勝利で飾りました。
レブロンとADはパターソン、ハークレス、グリーン、ビバリーの好守備が光り、後半は2人合わせて11得点と大失速させました。
・ハークレス獲得は大勝利
上でPF3人とビバリーの好守備について触れましたが、取り上げたいのはハークレス。得点は10得点であるものの4スティール、2ブロックと守備面で見せつけました。これがベンチユニットというのですから相当頼もしいですね。プレシーズンではそこそこでしたが、レギュラーシーズンに合わせて調子を上げた印象です。
▼スティールからのダンク!
That steal was forreal. 💪@moe_harkless | #ClipperNation pic.twitter.com/VsfNMMhyi7
— LA Clippers (@LAClippers) October 23, 2019
気になるのはズバッツですね。結局、10分しか出場しませんでした。グリーンやパターソンがCに入れば、ADでも抑えられるのがわかったのはいいのですがやっぱり若いプレイヤーには成長していって欲しいですね。
次は金曜日にウォリアーズ戦。