クリッパーズの今シーズン最後のプレシーズンマッチがカナダ、バンクーバーで行われました。
トロントラプターズからわずか1年で移籍したにもかかわらず、バンクーバーの観客はレナードを暖かく迎えてくれたようです。
Very warm reception for Kawhi Leonard in Vancouver. pic.twitter.com/UzQIvSempi
— Andrew Greif (@AndrewGreif) October 18, 2019
しかし、1試合ぶりに出場したレナードはこの日、22分の出場でFG5/19の13得点と精彩を欠いていました。更にレナード以外も絶不調で第1Qで32−13と19点引き離され、そのまま大して追いつきもせず、下馬評ではプレイオフ進出争いできるかどうかのダラスマーベリクスに102−87で大敗しました。
マーベリックスがターンオーバー30(クリッパーズは半分の15)もしたにもかかわらず、クリッパーズはFG%36.6%、3P%24.2%、FT%61.1%とシュートが全く決まりませんでした。ルーとビバリー、マグルーダーが欠場をしているとはいえ、少しひどいパフォーマンスです。
▼絶不調の中、レナードらしいプレイを見せるレナード
Kawhi gets it done on both ends and PG is lovin' it 👏 pic.twitter.com/U9Ta1uN2jx
— Bleacher Report (@BleacherReport) October 18, 2019
・存在感のないシャメット
試合後、スタッツを見返した時に驚いたのはシャメットが37分も出場していたことです。そんなにいたの?というのが率直な感想です。
シャメットはこの日、FG2/10、3p1/8と絶不調で、全く存在感がありませんでした。
ルーキーとしてNBA史上、4番目の3P成功数を記録したシャメットには、かける期待が大きいですが、シャメットはプレシーズンを通して3P5/30(16.7%)と期待を裏切る状況となっています。ポールジョージがいない中、スターターにおいてレナードにオフェンスが集中しないためには彼のシューティングが不可欠ですが、非常に気にかかります。
・ドンチッチとポルジンギスのデュオはいい感じ
対してマーベリックスのドンチッチとポルジンギスのライジングスターデュオは、それぞれ15得点、13リバウンドと18得点、13リバウンドのダブルダブルで相性の良さを見せました。ポルジンギスは前十字靭帯断裂の大怪我から元のパフォーマンスを取り戻せるか注目されていましたが、順調に回復しているようです。なお、JJバレアもアキレス腱断裂の大怪我でしたが、こちらも素晴らしいパフォーマンスで、35歳なので回復は遅いはずですがナイスカムバックですね。
▼ドンチッチとポルジンギスのハイライト
Luka Doncic x Kristaps Porzingis 33 Pts, 26 Rebs Combined Mavs vs LAC October 17, 2019
泣いても笑ってもシーズン開幕は水曜日。相手はレイカーズですが、レブロンとADのコンビネーションは好調のようで、ハワードも予想より良さそうです。新人のノーベルも爆発するなどチームとして勢いに乗っています。
ちょっと厳しいかなあ。。。