ポートランドトレイルブレイザーズのホーム、モーダセンターで行われたロサンゼルスクリッパーズとの一戦は96-105でブレイザーズが勝利した。
第1Qは両者一歩も引かない展開であったが、第2Q途中から攻守両面でブレイザーズが上回り、第3Qには最大23点差まで開いてしまう。第4Q、ルーウィリアムズやボバンマリヤノビッチの奮起で、残り52秒で8点差まで巻き返したところで万事休す。遅すぎるカムバックとなった。なお、残り3:34でドックは試合を諦め、ルーとハリスとハレルを下げていた。
・ガリナリのパフォーマンスは低調
右手の怪我で18試合欠場していたダニーロガリナリが久しぶりに復帰した。しかし、パフォーマンスは低調でFG3/6の11得点2リバウンド1アシストであった。得意のフリースローも3/5と本来の調子とは言えない状態であった。
フリースローといえば、クリッパーズはこの試合35本中20本のフリースロー成功率(57.1%、ブレイザーズは93.8%)という体たらくで、これをもう少し成功させていれば第4Qのカムバックはもう少しなんとかなったかもしれない。デアンドレジョーダンはFT2/6とひどい数字だが、トバイアスハリス0/3、オースティンリバース1/3とDJだけの責任とは言わせない。なお、オースティンはシーズンを通じてFT%63.8%で実はDJとそんなに変わらない。(DJは60.2%)
・ザックコリンズの活躍
トレイルブレイザーズのルーキーのザックコリンズはこの試合21分の出場でFG7/10の15得点2リバウンド4アシスト1ブロックの活躍を見せた。指名順位はザックより低いにもかかわらず、同じくルーキーでアトランタホークスに指名されたジョンコリンズの方が活躍している印象が強いが、今日はジョンじゃない方とは言わせない活躍を見せている。
▼ザックコリンズのハイライト
Zach Collins with 15 Points in the Game vs. Los Angeles Clippers
クリッパーズのハイライトとスタッツは以下の通り
Final📊
Lou: 23p/3r/3a/1b
Tyrone: 12p/5r/1a/1s
Tobias: 12p/4r/2a/1b
Danilo: 11p/2r/1a/1s/1b
Boban: 10p/9r/1s
DJ: 10p/14r
Trezz: 9p/3r/1b
Austin: 3p/3r/2a/1s
Wes: 3p/1r/1a/1s
Sin: 1r/1a/1b
Sam: 3p/1r
C.J.: 2ahttps://t.co/jpGonyzkRS
🎥 https://t.co/hneMBB9PT6 pic.twitter.com/1q9X2NFc18— LA Clippers (@LAClippers) 2018年3月31日
・プレイオフレースの状況
今日はジャズ、ウルブズ共に勝ったため、2ゲーム差に広がっている。ちょっと神風が吹かない限りプレイオフ進出は難しい状況だ。
▼Feel The Boban
Okay this just isn't fair 😂 pic.twitter.com/kNH4xFC6ZZ
— Bleacher Report (@BleacherReport) 2018年3月31日