クリッパーズはホームでメンフィスグリズリーズと対戦し、オーバータイムの末、107-112で勝利した。
試合は13回のリードチェンジと15回のタイゲームとなる接戦。それでもマイクコーンリーとマルクガソルを中心に全体的にはグリズリーズペースでで進んでいく。
▼ルーキーのジャレンジャクソンは攻守で活躍
4位指名のルーキーはすでにローテーションに定着。この日はFG8/15、20得点7リバウンド3アシスト3ブロックと大活躍。これでまだ19歳なんだから末恐ろしい。今季のルーキーも大豊作と言える。
Jaren Jackson Jr Full Highlights 2018.11.23 Grizzlies vs Clippers – 20 Pts, 3 Blks! FreeDawkins
しかし、第4Q残り2:51、グリズリーズ8点リードの場面でマイクコーンリーが6つ目のファールとなり、退場となる。ここからクリッパーズの猛攻開始。ルー、ビバリーの得点などで1点差まで詰め寄ることに成功する。
しかし、残り3秒ルーのウィニングショットは決まらず、リバウンドを取ったガソルをやむなくファール。これをガソルがきっちり決め、98-95の3点差。タイムアウト後、敗戦濃厚の中、ここでガリナリが値千金のスリーポイントファールを獲得し、ハイプレッシャーの中これをきっちり決めてオーバータイムに突入した。
▼第4Q終盤の白熱の攻防
Danilo Gallinari Turns Into Kobe In The Clutch & Clippers Fans say Lebron 2.0 !
グリズリーズはマイクコーンリーを失い、やはり分が悪くなるが、最後に立ちはだかるはマルクガソル。しかしクリッパーズはいつものルーとハレルの強力なオフェンスコンビで得点を重ね、逃げ切りに成功した。
▼マルクガソルのハイライト
最後まで簡単には勝たせてくれない。。
Marc Gasol Full Highlights Grizzlies vs Clippers 2018.11.23 – 27 Pts, 7 Ast, 13 Rebounds!
・エイブリーブラッドリーの攻守の活躍
この日、OTに持ち込んだガリナリの活躍、終盤のルーとハレルのクラッチパフォーマンス。クリッパーズについて語ることは色々あれど、ここではブラッドリーの活躍をあげたい。
ブラッドリーはこの日FG5/8の13得点2リバウンド3アシスト1スティール1ブロックであった。ブラッドリーは守備面ではチームに貢献するが、攻撃面が今一つで特にビバリーと並ぶと攻め手に欠く場面が多く見られる。しかし今日はシュートタッチがよくミドルシュートをしっかり決めていく。アシストでも終盤には大事な場面でハレルへのアリウープパスを決めた。
そして何より守備面ではコーンリーからオフェンスファールを引き出し、退場に追いやった。コーンリーが退場になっていなければ、第4Qで追いつけたかも怪しい。またOT最後のポゼッションではテンプルの同点スリーをシュートモーションに入る前にスティールしてチームを勝利に導いた。ブラッドリーがこの日のように安定して攻守バランスよく良いパフォーマンスを見せればチームは更にステップアップするはずだ。
▼最後のクラッチスティール
ファールとなり今日のガリナリの逆パターンもありえたが、素晴らしいスティール
Avery Bradley back, secures win for Clips with most Avery Bradley play possible. pic.twitter.com/Wa96u2eTdI
— Rob Perez (@WorldWideWob) 2018年11月23日
この勝利でクリッパーズとグリズリーズとサンダーが12勝6敗で並び、リーグのタイブレークルールによれば、クリッパーズが第1シードとなるようだ。
次戦は同じくウェスト上位のトレイルブレイザーズ戦。前に敗れているので、今度はリベンジといきたい。
▼モントレズハレルのハイライト
この日も大活躍。MIPいけるかな。。
Montrezl Harrell Highlights vs. Grizzlies 11/23