ロサンゼルスクリッパーズは今朝、ウェズリージョンソンとペリカンズのアレクシス・アジンサのトレードを発表し、その獲得したアジンサとジャワンエバンスの解雇を発表した。
ウェズリージョンソンをトレードしてアジンサを解雇することによって、単純にジョンソンを解雇した時と比較して85万ドルのサラリーの節約になるようだ。ジョンソンを放出したことによって、これで2シーズン前のメンバーは全ていなくなったことになる。HC以外が2年で総入れ替わりというのもなかなか珍しいんじゃなかろうか。
ジョンソンは2015年のシーズンからクリッパーズに加わり、主に控えのスモールフォワードとして活躍してくれた。能力的には、良く言えばオールラウンダーで、悪く言えば平均以上のものがないと言った感じだったが、時折見せる好ブロックとリバウンドが印象的だった。ただ最も印象的なのは、珍プレーの数々で2連続でインバウンドパスを相手にパスしてしまったことは記憶に新しい。
Kyle Anderson great defense or Wesley Johnson poor offense? SAS@LAC 2016.12.22
ペリカンズは決して層が厚いとは言えない状況なので、ジョンソンにとっても良かったのではなかろうか。バーアムーテが帰還した時点でタイプの似た彼が放出されるのは致し方ないことだろう。
同じく放出されたのは昨年、ルーキーとして加入したばかりのジャワンエバンス。同じく昨年加入したソーンウェルと共にルーキーらしからぬ活躍を見せていただけに非常にもったいない。年齢も鑑みれば通常、放出されるようなレベルではなかったろうが、ガードの飽和状況の煽りを受けてしまった形になる。
昨シーズン見せたロケッツ戦の活躍は決して忘れないし、ハレルへの印象的なパスも忘れない。是非とも新天地を見つけてほしい。
▼ハイライトにはないがハーデンからクラッチタイムにターンオーバーを引き出している。
LA Clippers vs. Houston Rockets Full Highlights 12/22/17
▼10位と5位にランクイン
Top 10 Between The Legs Assists: 2018 NBA Season
クリッパーズ、W.ジョンソンとJ.エバンスを放出
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