やはり今年もトレードの最終期限であるトレードデッドラインにクリッパーズは動いてきました。
例年に比べれば、大きな動きではなかったですが(去年、一昨年が大きすぎた?)今年もしっかり補強してきました。
クリッパーズ:マーカスモリス、アイザイアトーマス
ニックス:モーハークレス、2020年1巡目指名権(クリッパーズ)、2021年1巡目指名権の交換権(クリッパーズ)、2021年2巡目指名権(ピストンズ)、 Issuf Sanonとの交渉権
ウィザーズ:ジェロームロビンソン
放出したのは指名権2つとジェロームロビンソン、モーハークレス。2021年の指名権交換権は来季ニックスより下の勝率にならなければ関係ないので、ほぼ無意味でしょう。
ハークレスは1番から4番まで守れる素晴らしいディフェンダーですが、得点面では物足りなく、その点モリスは今季のニックスのエースでしたのでオフェンス面で見ればグレードアップに成功しています。
モリスは今季、平均19.6得点、3p%43.9%、コーナースリーは47.3%と素晴らしい数字を残しています。モリスの加入によってよりフロアスペースが広がることでしょう。
▼マーカスモリス、キャリアハイ38得点
Marcus Morris Career High 38 Points Full Highlights (1/5/2020)
これで当面のスターターは
ビバリー
PG13
レナード
モリス
ズバッツ
でしょうね。
この点、ハークレスは優勝を狙うチームから、混沌のニックスに移籍することになるわけですからモチベーションはひどいものでしょう。バイアウトする噂もあるので、是非バイアウトして強豪チームに移籍してほしいですね。ハークレスのような3Dプレイヤーは引く手数多だと思います。
ジェロームロビンソンは、ほぼタダでウィザーズに移籍することになりました。去年の13位指名ですが見切りが早いですね。確かにシューターとして指名したはずなのに3p28.4%とひどいものでした。ロビンソンにとってはプレイタイムが増えるはずなので、彼にとってもよかったかもしれません。
アイザイアトーマスは、ルーと相性悪そうだなと思っていたら、解雇予定だそうです。かつてのような活躍はしていないことは知っていますが、ちょっともったいない気がしますね。
このトレードの前にひっそりもう一つトレードがありました。
クリッパーズ:1.3m cash
ホークス:デリックウォルトン
ウォルトンは一瞬ローテーションに組み入れられた時期もありましたが、ここ最近は全く実質的なプレイタイムはもらえていませんでした。クリッパーズとしてはロースターとサラリーのスペース空けといったところでしょうか。今後のバイアウトマーケットを意識しての動きでしょう。
明日のウルブズ戦にはモリスはでなさそうですが、合流が早くも楽しみです。