サンダーのホーム、チェサピークエナジーアリーナで行われたサンダーとクリッパーズの一戦は113-121でサンダーが勝利した。
・ビッグスリーを抑える好ディフェンス
ラッセルウェストブルックは16得点10リバウンド11アシストとホークス戦に続いて、101回目のトリプルダブルを記録した。
Mr. Triple Double Strikes Again vs The Clippers!
しかし、FG%は7/17の41.1%、3Pは0/1の控えめな数字でターンオーバーも6個引き出されている。特に前半はFG1/6に抑えられている。ウェストブルックのディフェンスについたのは主にオースティンリバース。23得点7リバウンド2アシスト2ブロック3スティールと攻守両面で大貢献した。
▼ウェストブルックをブロック→DJのダンク
.@AustinRivers25 BL🚫CKS, @DeAndre JAMS!! 💪
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— LA Clippers (@LAClippers) 2018年3月17日
▼終盤貴重なスリーを決めるリバース
.@AustinRivers25 with the big triple! 👌
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— LA Clippers (@LAClippers) 2018年3月17日
カーメロアンソニーについたのはトバイアスハリス。ハリスもチームトップの24得点5リバウンド6アシスト2スティールを記録し、またメロをFG3/11の9得点に抑え攻守両面で活躍した。ガリナリを欠きルーが不調の今、チームのエースと言っていいかもしれない。
ポールジョージはFG6/13の19得点と比較的やられてしまった印象があるが、途中テオドシッチがつく場面が多かったのが影響していて、ソーンウェルは相変わらずいいディフェンスを展開していた。
・ビッグ3以外の奮起
ビッグ3は比較的大人しかったこの試合において、素晴らしいパフォーマンスを見せたのはスティーブンアダムスとサンダーに最近移籍したコーリーブリュワーであった。
アダムスはインサイドで抜群の存在感を示し、完全にデアンドレジョーダンをアウトパフォームしていた。スタッツとしては18得点14リバウンド1アシスト5ブロックであったが数字以上の貢献をしていた。
コーリーブリュワーに関しては、サンダーに移籍してから、全くパッとしなかったにもかかわらず突如開花しチームトップの22得点と6スティールを記録した。
・セカンドユニットの不安定
クリッパーズは直近、スターティングラインナップをDJ、ハリス、ソーンウェル、ルー、オースティンに変えてからは第1Qの出だしの安定感が増している。しかしその割を食っているのがセカンドユニットで特にルー、テオドシッチ、エバンスのスリーガード体制になっている時が特に不安定になっている。ここにウェズリージョンソンやサムデッカーを試しては見るけれどうまくいかない。テオドシッチとルーが並ぶとディフェンス面で大きな穴となっているし、更に、ルーの調子が悪いのでアウトサイドシュートが入らず、オフェンス面ではハレル頼みとなっている。ガリナリとブラッドリーの怪我が本当に痛い状況となってしまっている。
・現在の順位と状況
今日負けたことによって10位に転落。9位のナゲッツとは0.5ゲーム差、8位までは1.5ゲーム差となっている。次は月曜日にホームでブレイザーズ戦が控えており、厳しい戦いが続く。