2018年のドラフト指名が終了した。結果は以下の通り。
https://en.m.wikipedia.org/wiki/2018_NBA_draft
一位はあらかたの予想通り、デアンドレエイトン。その他のロッタリーピックも概ね予想通り。
驚きはマイケルポーターjr。背中の怪我が嫌気されてか、トップ5での指名予想も多かったにも関わらず、14位でデンバーナゲッツが獲得することとなった。ニューヨークニックスが9位指名する際、‘マイケルポーター チャント’が行われたが、ケビンノックスが指名されるとブーイングが起こった。
ただポルジンギスの指名の時も同じような現象が起こっているので、ニックスファンにとっては朗報かもしれない。
Just another draft for Knicks fans… pic.twitter.com/tngnvmmWy8
— Bleacher Report (@BleacherReport) 2018年6月22日
・クリッパーズのドラフト指名
クリッパーズは自身の12位指名権と将来の2巡目指名権2つと引き換えに、シャーロットホーネッツの11位指名権を獲得し、シャイギルゲオスアレクサンダー(SGA)を獲得した。SGAは体は細いが、6.6フィートの身長とPGとしては恵まれたサイズを持ち、また4.1リバウンド、5.1アシスト、3P%40.4%と全体的にバランスのとれたプレイヤーと言える。飛び抜けたスターターPGがいないクリッパーズとしては期待が大きい。SGA自身もクリッパーズには飛び抜けたPGがいないので自分はフィットするだろうと言っているようだが、ビバリーにボコられないか心配である。
SGA says he feels like he fits in because the Clippers "don't have an alpha dog point guard at the moment."
Someone may need to introduce the rookie to Patrick Beverley
— Too-Biased Harris (@LucasJHann) 2018年6月22日
もう一つの13位指名はジェロームロビンソン。直近になって評価が急上昇した選手で、なにやらジェリーウェストのお気に入りらしい。またローレンスフランク曰く、インタビューしたアトランティックコーストカンファレンス(ACC)の選手全てが、カンファレンスで一番ガードしづらい選手としてロビンソンを答えたという。オフェンスにかなり特化した選手と言えるだろう。ジャマールクロフォードに似ているとの声も聞こえる。
個人的にはトレードダウンでの獲得はできなかったのかと思うが、実際には難しいかったのかもしれない。
クリッパーズはこの他にドラフト外のセンター、エンジェルデルガドとツーウェイ契約を行なっている。
A whole new backcourt in LA!
Jerome Robinson goes No. 13 to the Clippers pic.twitter.com/wf43FiMCL1
— Bleacher Report (@BleacherReport) 2018年6月22日
・今後のクリッパーズの動きについて
2人のガードの獲得で、クリッパーズのガード陣は混沌としている。奇しくも今日、オースティンリバースがプレイヤーオプションを行使して残留するとの報道がなされた。現在、来期の契約が保証されているガードはビバリー、ルー、オースティン、ソーンウェル、エバンス、CJウィリアムズの6名おり、更にプレイヤーオプション待ちがテオドシッチでFAにはタイロンウォレスとエイブリーブラッドリーがいる。テオドシッチがプレイヤーオプションを行使した場合、ウェイブするとの報道があるが、これを見れば致し方ないだろう。それでも多すぎるのでフロントコート補強のために、トレードが行われるだろうが、全てはデアンドレジョーダンの去就次第だろう。
クワイレナードの獲得が囁かれているが、今回のドラフト指名でそれは無くなったように思う。なぜなら、クリッパーズにはスパーズが欲しがるようなヤングアセットは指名権(で獲得した選手)しかなく、もし本気で検討するなら、ロビンソンではなく知名度の高いマイケルポーターjrを選んだはずだからだ。