月曜日に、11連勝中のヒューストンロケッツを83得点に抑え勝利したサンアトニオスパーズとロサンゼルスクリッパーズはホーム、ステイプルズセンターで対戦した。
第1Q、クリッパーズは攻守共に噛み合わずターンオーバー7つ犯し、終始スパーズペースで17-31の14点ビハインドで終える。第2Qもスパーズペースは崩れず、第2Q残り5:18で30-49の19点差とされてしまう。しかしここからスパーズのオフェンスが止まり、その間にトバイアスハリスの活躍などでなんとか、49-56の7点差まで盛り返す。
第3Q、このクオーターもトバイアスハリスを中心に得点し、なんと第3Q残り5:29で63-63の同点に追いつく。しかしここからスパーズのラマーカスオルドリッジが奮起し、連続得点を重ね72-83の11点リードまでまた引き離されてしまう。
そして迎えた第4Q、ボバンマリヤノビッチとモントレズハレルの得点で徐々に点差を詰めていき、残り7:35、オースティンリバースのスリーで86-87の1点差まで詰め寄る。ただスパーズも容易にペースを握らせない。オルドリッジ中心に得点を重ね、また引き離し、残り3:02で96-103の7点差とされてしまう。
しかしここからクリッパーズはルーの2ポゼッション連続得点→ルーのスティール→ハリスのアンドワン→ルーのツーポイントのカムバックで残り1:58で103-103のタイに戻す。そして残り50秒でルーのジャンプショットで106-105とし遂に1点リードを奪った次のポゼッション、パティミルズの無慈悲なスリーが決まり残り37秒で106-108の2点差とされる。
そして勝負を占うポゼッション。
CLUTCH bucket for @AustinRivers25! pic.twitter.com/vEKvuTN0fR
— Bleacher Report (@BleacherReport) 2018年4月4日
試合を決めたのはオースティンリバース。
マヌジノビリのラインを踏むターンオーバーにも助けられ、試合はこのままクリッパーズリードで終えた。
クリッパーズがこの試合でスパーズをリードしていたのは僅か48秒だったが、見事なクラッチパフォーマンスで勝利することに成功した。
クリッパーズのハイライトとスタッツは以下の通り
Final📊
Tobias: 31p/9r/3a/2s
Lou: 22p/2r/3a/2s
Austin: 18p/5a/1s
Trezz: 16p/8r/1a
DJ: 10p/17r/3a/1b
Boban: 8p/4r/2a
Sin: 4p/3r/2a/2s
Tyrone: 4p/2r/2a/1s/1b
C.J.: 2rhttps://t.co/nGHQvmfnQm
🎥 https://t.co/t5clYJWIq9#ItTakesEverything pic.twitter.com/25gLF6nQ6C— LA Clippers (@LAClippers) 2018年4月4日
・Mr第4Qは健在
オースティンの決勝スリーも素晴らしいが、ルーウィリアムズのクラッチパフォーマンスも素晴らしい。ルーは第4QだけでFG6/8の15得点を稼ぎ出し、第4Q平均得点リーグトップの実力を披露した。
▼ルーウィリアムズのハイライト
Lou Williams (22 points) Highlights vs. San Antonio Spurs 4-3-18
・トバイアスハリスも忘れてはいけない
第4Qの活躍でルーとオースティンに目がいくが、この試合終始得点を重ねたのは、トバイアスハリス。FG11/19の31得点9リバウンド3アシスト2スティールとルーとオースティンが得点を決められない前半から着実に得点を重ねていった。
ハリスだけでなく、モントレズハレルやボバンマリヤノビッチ、シンダリウスソーンウェルも素晴らしかったがこのくらいにしておく。
▼トバイアスハリスのハイライト
Tobias Harris Full Highlights 2018.4.3 LA Clippers vs SA Spurs – 31-9-3! FreeDawkins
・プレイオフの状況と今後の日程
これで8位のペリカンズと1.5ゲーム差。まだ直接対決も控えている。なかなか諦めさせてくれない。