今年はコロナウィルスの影響で、世界のスポーツ団体がシーズンの大幅な見直しを迫られています。
そのため、各スポーツの今季のチャンピオンにはアスタリスク(* ←このマークのこと)をつけるべきかということが議論されています。日本語で言えば、例えば、「2020年チャンピオン *COVID-19の影響による変則的なシーズン」のような記載でしょうか。4月から中断しているNBAも議論の例外ではなく、今季のチャンピオンにアスタリスクをつけるべきか議論されています。
ヒューストンロケッツのオースティンリバースは、アスタリスクをつけるべきだと言っています。しかし、これはネガティブな意味ではありません。
“誰が勝とうとも、横にアスタリスクを入れるべきだ。ただ、それは最もタフなチャンピオンシップに勝利したというものだ。3,4か月のオフから戻り、ケミストリーを醸成し、パンデミックの中、そして黒人差別問題(BLM)と戦いつつプレイしなければならない。今はたくさんのことが起こっています。クレイジーな回数で、多くの心配事が起きている。こんな中、プレイヤーは家族を離れ、隔離されたバブルの中で生活しなければならない。こんな理由で、今までで最も活の難しいチャンピオンシップになるだろう。こんなシーズンは今までない。”
このリバースの意見はヤニスアデトクンボやセルティックスのブラッドスティーブンスHCからも賛同を得ています。
クリッパーズも今シーズンのために周到に準備し、トップスコアラーのトバイアスハリスを切ってまでキャップスペースを空けて、レナード、ポールジョージを獲得しました。まさに、今シーズンが勝負の年です。仮に優勝できたとしても、絶対に難癖付ける輩は出てくるでしょう。こういう意見が大勢になると喜ばしいですね。
(参考記事:Austin Rivers thoughtfully explains why the 2020 NBA champion should get an asterisk)