ウェスト8位のクリッパーズと同9位で2ゲーム差でクリッパーズを追いかけるサクラメントキングスの試合がキングスのホーム、ゴールデン1センターで行われた。
試合序盤はクリッパーズがリードするも、第2Qに追いつかれ、その後はリードを取り合いの激戦の末、第3Qにリードを奪うと、なんとかリードを守りきり、116-109でクリッパーズが勝利した。
これで今シーズン、キングスとは4勝0敗で確定しスイープ達成となった。プレイオフ争いもクリッパーズはスパーズを抜き、7位に浮上。9位キングスとのゲーム差を3に広げ、プレイオフ進出に大きく前進した。
▼試合後の退場シーン
プレイオフに向けてかなり気合が入っている。
Walkin' off with the win. pic.twitter.com/kKc6yug2tN
— LA Clippers (@LAClippers) 2019年3月2日
試合終盤は観客の盛り上がりも含めてプレイオフさながらで、ガリナリがターンオーバーを引き出したシーンではクリッパーズベンチのコーチ陣が一斉に審判のオフェンシブファールの仕草とシンクロ。気合が入りまくり。
This sequence could decide a playoff berth. pic.twitter.com/sNR3c3Lbfw
— Justin Russo (@FlyByKnite) 2019年3月2日
この日、クリッパーズのリーディングスコアラーとなったのは、76ERSから移籍してきたルーキーのランドリー・シャメット。
第4Qだけで2本のスリーを決める8得点、試合全体では3p5/10の20得点の活躍で勝利に大きく貢献した。
同じくルーキーのシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(SGA)も前のジャズ戦に引き続き好調で、FG6/13、3p3/3!の15得点5リバウンド2スティールの活躍でルーキー2人で35得点を稼いだ。
▼シャメットのゲームハイライト
Landry Shamet Highlights at Kings 3/1
ビバリーが前のジャズ戦後に
「ウェストでスターターにルーキーが2人いるチームはない。これは何事にも代えがたい事だ。チームは彼らや若手選手をリスペクトしている。彼らは自信を持って出てくるんだ。」
と語っていたが、まさに今日はルーキーが大活躍し、今後の未来がとても明るく見えるいい出来だったと思う。ベンチから外れてしまった同じく13位指名のルーキー、ジェロームロビンソンは心配だが、GリーグではNBAプレイヤーの貫禄を見せる1つ頭の抜けたパフォーマンスを見せている。3人には更なるステップアップと安定性を期待したい。
▼ロビンソンのGリーグ、ソルトレイクシティスターズ戦ハイライト
ロビンソンはこの日21得点8リバウンド3アシスト4スティール1ブロックと大車輪の活躍。
Jerome Robinson with 21 Points vs. Salt Lake City Stars
次戦は月曜日にホーム、ステイプルズセンターでニューヨークニックス戦。プレイオフ進出のためには確実に勝ちを拾いたい。