クリッパーズはトレイルブレイザーズと対戦し、122-117で勝利しました。
クリッパーズは明日も連戦となるため、第4Q残り7分のところでポールジョージを下げ、残り2分5点ビハインドの段階で、モリスがパターソンに代わるとシャメット以外のスターターを全員下げる展開になりました。
8位争いで負けられないブレイザーズは当然、そのまま本気のラインナップのため、そのままクリッパーズが敗北かと思われましたが、シャメット、パターソンの得点で同点とし、リラードに2点許すものの、残り26秒でマグルーダーが決勝スリーを決め118対117とリードし、勝利を手繰り寄せました。
https://twitter.com/ESPNNBA/status/1292181753293991936
その後、リラードがファールからのフリースローを2本とも外すという大失態で勝負を決定的にしました。
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・試合後も続くコート外でのバトル
リラードがフリースローを2本外した時には、クリッパーズベンチは大盛り上がり。ビバリーは、リラードの代名詞であるDameTimeになぞらえて「 D.O.L.L.A Time」と叫んで、はしゃぎまわりました(注.リラードはDame D.O.L.L.Aという名前でラッパーとして活動している)。しかも、去年、リラードがプレーオフでポールジョージにしたように、バイバイというように手を振りました。
Followed by the wave lol. pic.twitter.com/tZIbwKjOf0
— Ricky Chu (@RikDaddy) August 8, 2020
リラードも勝てた試合を、自分のミスで落としたのがよほど悔しかったのか、試合後のインタビューで、「フリースローを決めなければならなかった。それは自分の責任だ。受け入れる。しかし、パトリックビバリーについて、尋ねられれば、僕は彼を家に帰したことがある(注.リラードは2014年のプレイオフ初戦ビバリーが所属していたロケッツをブザービーターで敗退させた。)。ポールジョージは去年のプレイオフで、僕に家に帰らされている。」「彼らがそのように反応した理由は、彼らが私に期待するものであり、それが敬意の表れであるからです。どちらかといえば、僕が過去に彼らにやったことが彼らをどれだけ傷つけたかを教えてくれるはずだ。」と答えています。
・さらに続くインスタグラムでのコメント合戦
舌戦はこれで終わらず、この記事をインスタグラム上に乗せたメディアのコメント欄にポールジョージとビバリーが反応。さらに、リラードが参戦する事態となりました。
and here comes Pat Bev pic.twitter.com/d9eNdxhEgU
— Roberto Perez (@WorldWideWob) August 8, 2020
— Roberto Perez (@WorldWideWob) August 8, 2020
PG13:今年はお前が家に帰ろうとしているなwリスペクトw
ビバリー:カンクン オン スリーw(注.プレイオフに行かずにリゾート地のカンクンでも行ってろと言う意味か)
リラード:チームをコロコロ変え続けて…努力から逃げている。糞野郎どもが。
PG13:最初のチームではお前より成功を収めているよ。無くなったDameTime。
確かに、ポールジョージはペイサーズ時代に2度イースタンカンファレンスファイナルを経験しています。それに比べ、リラードは昨年ウェスタンカンファレンスファイナルに行くも、ウォリアーズにスイープされていますから、そう見られても不思議ではありません。
ブレイザーズは1.5ゲーム差で9位に入り込んでおり、プレーオフに来ることも十分可能性としてありますが、クリッパーズが2位か3位で終わることを考えれば、プレーオフで当たることはおそらくないでしょう。今回のライバリティーは来季へ持ち越し。