お互い2勝2敗のシリーズタイの成績で迎えたクリッパーズとマーベリックスのプレイオフ第5戦、クリッパーズは最大45点差をつける154-111で勝利しファーストラウンド突破に王手をかけました。
154点はフランチャイズ記録で、プレイオフの歴史の中でも1990年のセルティックス、1970年のバックスに次いで3番目に多い数字とのこと。特にスリーポイントが35本中22本決まり、全体的にシュートタッチが素晴らしかったです。
・ポールジョージの復活!
ここ3試合ずっと調子が悪く、相当にバッシングを浴びていたポールジョージですが、この試合ついに復調します。FG12/18、3P4/8の35得点2アシスト3リバウンドと素晴らしい活躍。ショットクロック導入後、プレイオフにおいて25分以内の出場で35得点以上獲得したのはこれが初めてだそうです。
ポールジョージは試合後、自分は暗闇にいたと不調で会った今までの精神状態を明かし、うつ状態もあったとして精神科医の診断を受けたことも明かしました。
▼復活を待っていたかのように歓迎するメンバー
第4Q、今日の出番を終え引き上げるポールジョージに対して祝福するコーチ陣や選手達。第4戦後、ドックリバースはジョージとマンツーマンで長時間話し合ったそうで、チームメイトも彼の頭を切り替えるために、語り掛けたり、テレビゲームを一緒にやったそう。まさにみんなが待ち望んだポールジョージが帰ってきました。
Clippers embrace Paul George after a job well done. He finished with 35 points on 12-of-18 shooting. pic.twitter.com/uW0b5hBmpW
— Clippers Nation (@ClipperNationCP) August 26, 2020
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・マーカスモリスがドンチッチの足をわざと踏んだ!?
そんなビックムードの中、一つ影を落とした出来事がありました。
第3Q途中、マーカスモリスがドンチッチの怪我をしている足をわざと踏んだというのです。
▼問題のシーン
An NBA basketball court is 4,700 square feet, and Marcus Morris steps directly on Luka’s publicly injured left ankle… coincidence? You tell me. pic.twitter.com/U6Mfb2fD5e
— Emmanuel Acho (@EmmanuelAcho) August 26, 2020
▼別のアングルから
https://twitter.com/TheHoopCentral/status/1298477193052397568
モリスはドンチッチのマークマンなのでボールをチェックインする時からドンチッチに向かっていくこと自体は変ではありませんが、言われて見れば最後のステップが変なように見えなくもないので微妙なところです。
モリス自身は自身のTwitterでこれを即座に否定しました。リーグがこの行為を問題視するかには注目が集まるところですが、本当にわざとやったのであればこれは許されることではありません。