日本時間10日9:00,グリフィンがトレードされてから初のクリッパーズvsピストンズが実現した。
今回のトレードで今後のチーム運営について大きく舵をきった両チーム。まさにこのトレードの正否を占うとも言えるこの1戦。グリフィンも前試合後のインタビューで「戦争だ。」と答えており、当然だが本試合にかける思いは強い。
グリフィン「彼ら全員について俺はよく知っている。だから(明日の試合は)単なる他の試合とは違う。最終的には俺たちは勝とうとしているし、彼らも勝とうとするだろう。俺は試合中仲良く出来るようなタイプじゃない。戦争になるよ。」https://t.co/tdBEUTneSD
— GoClippers! (@GoClippers_jp) February 9, 2018
ただ、この男も強い思いをもってクリッパーズ戦にのぞんでいたようだった。それはクリッパーズに一巡目指名を受けながら、ドックリバースにろくなプレイタイムを与えられず、最後は彼の息子オースティンリバースとのトレードで放出されたレジーバロックであった。バロックは前半で4本のスリーを含む6/9の16得点、素晴らしいパフォーマンスを見せた。
グリフィンのパフォーマンスも良く、得点やアシスト面だけではなく、守備でも魅せた。
Blake's hype level is through the roof. 🔥 pic.twitter.com/zczuUwBx90
— ESPN (@espn) February 10, 2018
しかし彼らのリベンジは勝利には届かなかった。第4Qにピストンズが失速。グリフィンも2得点しかとれず、チーム全体でも15得点しかあげられなかった。
一方のクリッパーズは序盤、ターンオーバー4つと今ひとつピリッとしなかったルーウィリアムズがステップアップし、第4Qだけで13得点をあげる活躍を見せ勝利に大貢献した。序盤から予想を裏切らない接戦であったが、終わって見れば13点差の108-95でクリッパーズが勝利した。
Lou Williams Puts Up 31 Points & 10 Steals vs The Jazz
結局、ブレイクグリフィン19p8r6a、レジーバロック19p5rの成績であった。
▼試合後誰とも握手せずロッカーに引き上げるグリフィン
Blake had no time for handshakes after the loss to his former team pic.twitter.com/4cjVqqY0Cv
— Bleacher Report (@BleacherReport) February 10, 2018
対するクリッパーズはルーウィリアムズが26p6aでその他には怪我から復帰のオースティンが16p5a、モントレルハレルが18p4rの活躍を見せた。また連戦に備えてか、プレイタイムを最長オースティンの31:58に抑えることに成功している。
ピストンズから移籍のトバイアスハリスは前2試合から比べると低調なパフォーマンスで5/14の12p8rであった。
トレードの正否は今後のシーズンによってわかってくるだろうが、ルーウィリアムズと格安で3年延長契約を結べたことが何よりの成功であったようだ。
▼ゲームハイライト
LA Clippers vs Detroit Pistons Full Game Highlights / Feb 9 / 2017-18 NBA Season