ホームに戻って来たクリッパーズはワシントンウィザーズと対戦した。試合は終始クリッパーズペースで進み、最大32点差をつける大量リードでロケッツ戦に続く大勝となった。
・9人が二桁得点に成功
トバイアスハリスのゲームハイの22得点を筆頭にクリッパーズのメンバー9人が2桁得点を記録した。
今までオフェンスの貢献は高くなかったエイブリーブラッドリーもこの日は第1QにFG4/8を決めるスタートダッシュに成功し、最終的にはFG6/12の15得点であった。ビバリーも全体的にシュートタッチはいいとは言えないが、追いつかれそうな場面で立て続けにスリーポイントを決め、相手の流れを引き戻した。
▼トバイアスハリスは既に3度目のダブルダブル
Tobias Harris Full Highlights Clippers vs Wizards 2018.10.28 – 22 Pts, 11 Rebounds!
ルーキーのシェイギルジャスアレクサンダーも相変わらず好調で、10得点7アシスト8リバウンド2スティールで+-はまたもゲームハイの+24となっている。トリプルダブルを記録するのも近そうだ。ちなみにトリプルダブルの最年少記録はシクサーズのマーケルフルツで19歳と317日。クリッパーズのフランチャイズ記録もラマーオドムの20歳と65日なので記録更新とはいかない(シェイは20歳で誕生日は7/12のため)のは残念なところ。
▼第1Qにハーフコートブザービーターを決めるSGA
🚨 Shai with the casual half court sinker at the buzzer 🚨 pic.twitter.com/8oyGEH6trG
— Bleacher Report NBA (@BR_NBA) 2018年10月29日
・オースティンリバースは存在感を発揮せず
今オフ、マーチンゴータットとのトレードでウィザーズに移籍したオースティンリバース。クリッパーズにいた時からムラっ気の強いオースティンなので、元チームとの対戦という事でかなり奮起するかもと予想していたが、結果的には22分出場して9得点3アシスト2ターンオーバーとパッとしなかった。そもそもジョンウォールとブラッドリービール以外ウィザーズで特筆する事はなく、アシストも2人合わせてウォールの5本、チーム全体で18本と少なくあまり周りと連携が上手くいっているように思えない。ドワイトハワードが怪我から復帰したからといって、多少マシになるかもしれないが、大きく好転するようにも思えない。
次戦はアウェイでオクラホマシティサンダー戦。今季絶不調のサンダーだが、前回と違ってウェストブルックが出場するが、逆にアダムスが欠場かもしれないと報道されている。その場合、またハレルの活躍が見ものな展開になりそうだ。