クリッパーズにとって今季初のロードゲームとなったニューオリンズペリカンズ戦。
ロケッツ戦と変わらぬ一進一退の攻防の好ゲームであったが、第3Qにやや離され、第4Qはそのままペリカンズの逃げ切りを許し、109-116で敗戦となった。
・クリッパーズのディフェンスは好調
2試合合計得点でフランチャイズ記録を塗り替えているペリカンズ、そのリーグトップのオフェンスを今季好調なクリッパーズのディフェンスがどこまで通用するのかはこの日のポイントであったが、前2試合共にFG%52%以上で3p%も40%を記録していたペリカンズをFG43%、3p%25%まで抑えることに成功した。好調のミロティッチも3p0/6に抑えているし、ホリデーもFG2/15まで落とさせている。そのため、ゲーム展開としては決して悪いものではなかったが、スターターのオフェンス力不足とターンオーバーの差(ペリカンズ8に対しクリッパーズ17)勝敗に繋がったように思う。
▼アンソニーデイビスは止められない。
MVP候補でもあるアンソニーデイビス。両チームのスターパワーの差が終盤に現れる。第4QだけでFG5/6の11得点。
Anthony Davis Full Highlights 2018.10.23 NOP vs Clippers – 34 Pts, 13 Rebs, 5 Blks! FreeDawkins
・今日も違うクロージングラインナップ
対するクリッパーズは第4Qだけでターンオーバーを8個も出してしまう。そのうちの3つがルーだ。
この日のクロージングラインナップはビバリー、ブラッドリー、ルー、ハリス、ガリナリであったため、ボール運びはかなりルーに負担がかかっていたのではなかろうか。そもそも、追いつかないといけない場面でビバリーとブラッドリーを並べてしまうのはあまり得策と思えない。また、ノーセンターというのはおそらく初めて試合で試すと思うが、終盤のしかもデイビスがいる中で試す必要はあったのだろうか。素直にハレルを置いておけばよかったように思う。
▼2連続でアンソニーデイビスをブロックするハレル
Montrezl Harrell met AD at the rim twice 😳 pic.twitter.com/J3FLDJpjQc
— Bleacher Report NBA (@BR_NBA) 2018年10月24日
次戦はアウェイでロケッツ戦。今度はクリスポールが復活しているが、ニュースによればハーデンが怪我で欠場するかもしれないとのこと。このチャンスを活かしてロケッツ戦2連勝と行きたい。