クリッパーズは昨季19勝しかしていないサンズと対戦し、122ー130で敗北を喫しました。
この日のサンズは
・前日ナゲッツとオーバータイムの激闘
・激闘の末、ルビオが負傷欠場
・昨季1位指名のエイトンが薬物検査に引っかかり欠場
と、楽勝モードが漂う前提条件でしたが、結果的には終始サンズが支配し、クリッパーズの反撃を寄せ付けませんでした。
・サンズのスーパーストレッチ4
サンズにはスーパーエースのデビンブッカーがいますが、この日のサンズはブッカーがいい意味で存在感を消すようなバランスアタック。スターター4人とベンチ2人の6人が二桁得点を決めます。的を絞らせないオフェンスが、まだ開幕間もないクリッパーズディフェンスのミスコミニュケーションを誘い、サンズのワイドオープンでのシュートを許してしまいます。クリッパーズがワイドオープン3が14本であったにもかかわらず、サンズは31本の好機を作り出しました。
ここをしっかり沈めたのは、サリッチやカミンスキー。特にカミンスキーはベンチからの出場ながらFG7/13(3p3/7)の18得点、8リバウンド6アシストと素晴らしい活躍でした。この他ジェボンカーターも素晴らしいディフェンスでしたし、ベインズのスクリーンも素晴らしい。またウーブレも20得点と存在感を発揮していて、欠場のルビオ、エイトンも含めれば、粒揃いなメンバーかのように見えます。
・やっぱり最後はブッカー
クリッパーズは第4Q開始早々90−93の3点差まで詰め寄ります。しかし、逆転を許さなかったのは、この日どこか存在感を消し気味だったデビンブッカー。第4Qだけで16得点ときっちりエースの仕事をします。
▼デビンブッカーのゲームハイライト
Devin Booker Full Highlights 2019.10.26 Suns vs Clippers – 30 Pts, 8 Asts! FreeDawkins
サンズは長年プレイオフから遠ざかっている所謂タンクチームでしたが、今年はもしかしたら面白いかもしれません。タンクで引き当てたルーキーが打開するというのではないところも興味深いところです。
クリッパーズの唯一のいいニュースはレナードがキャリアハイの10アシストを更新したところ。27得点、10アシスト、8リバウンドの申し分ない数字でしたが勝利には結びつきませんでした。
レナードは逆転も可能だった第4Qに出場を制限されました。ドックHC曰く、レナードが出ていたとしても勝てたかどうかわからなかったというのが理由で、今後もレナードについては出場時間35分以下に抑えるようです。
次はホーネッツ戦。ホーネッツもバックトゥバックなので疲れているから楽勝と言うのは時期尚早かもしれませんね。。
ついにサンズは日の出の時代となるのか
投稿日:2019年10月28日 更新日: